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ホーム > 季刊せいてん > 季刊せいてん No.146

詳細情報

季刊せいてん No.146

季刊せいてん No.146(在庫あり)

2024春の号

よみ
きかんせいてん146
著者
浄土真宗本願寺派総合研究所
判型
B5判
頁数
66ページ
定価
¥700(本体¥637+税)
商品番号
8746
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商品説明

●特集 「王舎城の悲劇 2 〈阿闍世〉の救い」
「宗教と救いを物語でほどく」島薗 進
「『涅槃経』版「王舎城の悲劇」の概要―『観経』版との比較から―」編集室
「〈王舎城の悲劇〉(『涅槃経』)人物相関図」編集室
「親鸞聖人が見た阿闍世の救い―『教行信証』の『涅槃経』引文から―」杉岡孝紀
「阿闍世独占手記」編集室
「阿闍世の父殺し」佐々木 閑
コラム「釈尊は阿闍世にどんな法を説いたのか?」編集室
コラム「〈難治の機〉の救い―親鸞聖人の読み替え―」編集室
親鸞聖人は、主著『教行信証』「信巻」において、殺父という極重罪を犯した阿闍世の救いを説く『涅槃経』の文を非常に長く引用されています。聖人が阿闍世の救いに注目されたのは、それが自身の救いと重なったからだと思われます。
人を傷つけてしまうという経験は誰しもあることでしょう。それが大切な人であればあるほど後悔は大きく苦しみは深くなります。ならば私たちも阿闍世の物語を聞かなければならないでしょう。「王舎城の悲劇」は私たちの物語でもあるのです。


●はじめの一歩1 エピソードで読み解く信心の世界 7 三浦真証
「足利義山」
先哲・先学方の様々なエピソードを通して浄土真宗の信心について学ぶ連載。今回は足利義山和上を取り上げていただきます。義山和上は、ちょっと信じられないほどの、人並み外れた集中力で聖教に向き合っていかれた方でした。その真摯な姿勢は、現代の私たちにも大切なことを教えてくれているように思います。


●はじめの一歩2 幸せってなんだろう―悪人正機の倫理学―29 藤丸智雄
「二五〇〇年前の欲望をめぐる二つの論理―ソクラテスと釈尊―」
古今東西の宗教や倫理学の知見を通じて、「幸せ」について考えていく連載です。今回は、同時代に活躍した、哲学者ソクラテスと仏教の開祖・釈尊の思想から「欲望」について考えます。両者の思想はどのように違うのでしょうか、そして、宗教思想がもつ独自の価値とは?


●聖典セミナー『安心決定鈔』2 満井秀城
「第十八願が本意」
蓮如上人は、『安心決定鈔』を三度読み破られたとも(『蓮如上人塵拾鈔』)、七度読み破られたとも伝わっています(『栄玄聞書』)。書物を読み破るということはなかなかないことですから、蓮如上人がいかに『安心決定鈔』を大切にされたかがわかります。今回からいよいよ『安心決定鈔』の内容に入ります。「安心決定」「本願」など、最初からとても大切な内容が説かれています。


●せいてん誌上講演 『教行信証』「信文類」7 内藤知康
「本願の成就」
「本願寺」という名からも窺えるように、浄土真宗の根幹は阿弥陀仏の本願にあります。そんな本願について今回は、願文と成就文の関係、本願が説かれる『無量寿経』とその異訳、善導大師の本願理解といった点から解説をいただきます。真宗教義の基礎の基礎、しっかり押さえておきましょう。


●せいてん流「字音」探訪 8 林 龍樹
「濁るの?濁らないの?」
聖典にまつわる漢字音の奥深い世界を探訪するコーナー。誰かに話したくなる「なるほど」情報をお届けしています。今回は、漢字の読みの濁音化についてのお話です。同じ漢字が、場所によって濁ったり濁らなかったりするのはどうしてなのでしょう。


●法語随想 1 堀 靖史
「なによりも、去年・今年、老少男女おほくのひとびとの、死にあひて候ふらんことこそ、あはれに候へ。ただし生死無常のことわり、くはしく如来の説きおかせおはしまして候ふうへは、おどろきおぼしめすべからず候ふ。」
私たちの人生において、「死」は避けることができないものです。それこそ、お釈迦さまがお示しくださった「無常のことわり」。しかし、私たちは普段この「死」を遠ざけてしまっているのでないでしょうか。堀先生のお話から、私たちの人生やあり方について改めて考えさせていただきましょう。

●読者のページ せいてん質問箱 1 貫名 譲
「浄土真宗は仏教なの?」
浄土真宗は、世間一般の人がもつ仏教のイメージと異なる点が多々あります。そのせいか、「浄土真宗って本当に仏教なの?」という疑問をもつ方も多いのだと思います。今回はそんな疑問に対して、貫名先生がやさしく丁寧に説明してくださっています。


●人ひとみな お念仏はつづくよ、どこまでも 1小岱海
「お寺大好きっ娘、お坊さんになる」
小さい頃からお寺が大好きだった小岱さん。地域に広く開かれたお寺を目指して、様々な活動に取り組んでおられます。今回は、大切なご門徒さんの死という辛い出来事を通して、僧侶という生き方について感じた思いをお話いただきました。


●念仏者はいま 千葉西方寺・西原祐治
「都市開教のいま②」
前号から西方寺住職・西原祐治さんへのインタビューをお届けしています。今回は、西方寺の活動や今後の伝道のあり方についてのお話。長きにわたる都市開教の経験と、現状を冷静に見つめることによって生まれたアイデアの数々は、私たちの視野を広げてくれます。


●西の空―心に響くことば
「道がある」(木村無相)
心に響くことばを美しい写真とともにお届けするコーナー。阿弥陀さまは、自ら迷いの世界を抜け出すことのできない私のために、お念仏一つの仏道をお選びくださいました。煩悩を抱えたままの私が、仏とならせていただく道。何ものにもさまたげられない、ただ一つの道です。