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ホーム > 季刊せいてん > 季刊せいてん No.131

詳細情報

季刊せいてん No.131

季刊せいてん No.131(売り切れ)

2020夏の号

プリントオンデマンド対応

よみ
きかんせいてん131
著者
浄土真宗本願寺派総合研究所
判型
B5判
頁数
66ページ
定価
¥700(本体¥637+税)
商品番号
9481
  • 立ち読み
  • カートに入れる

商品説明

本書はプリントオンデマンドによる受注生産に対応しております。
下記の取扱書店よりお申込みいただけます。





プリントオンデマンド版は製本仕様が異なっております。あらかじめご了承ください。


【掲載内容】

●特集 「私の名著 2」
  「恩書」松尾宣昭
  「私の1冊」
    深川宣暢   内藤昭文   貴島信行
    安藤光慈   岡村喜史   北嶋文雄
    木下明水   馬場紀寿   武田一真
    沓名奈都子  三浦真証   上野隆平
    壬生泰紀   早島 慧   打本和音
    若林唯人   安部智海   編 集 室
  「〈国立国会図書館デジタルコレクション〉の紹介」編集室
  「新刊紹介『御伝鈔 御俗姓(現代語版)』」編集室

外出自粛で読書ニーズが高まっているそうです。本誌でも、お家で過ごす皆様のために、読書や本の魅力を発信する特集「私の名著」の第二弾をお届けすることにしました。さあふたたび、名著をめぐる旅に出かけましょう。
今回の旅の始まりは、松尾先生のご寄稿から。「まさに読書はお聴聞」「そんな本に出会ってみたい」と思う、珠玉の一編です。


●はじめの一歩1 真宗〈悪人〉伝(終) 井上見淳
  「善信房親鸞(五)」

関東の常陸国に居を構えてから、親鸞聖人の伝道は本格化します。法然聖人から指南を受けて以来、ずっと重ねてきた研鑽をもとに、聖人がさまざまな人へ教えを伝え続けると、草庵を訪ねる人はみるみる増えていきました。そんな伝道の生活も二十年が経過した頃、親鸞聖人は故郷・京都へ戻ることになります。そこから京都の生活でも門弟との心あたたまる交流は続き、ついに聖人は九十年のご生涯を終えられたのでした。
さて、ここで場面は「善信房親鸞」篇の冒頭に戻ります。たった一人で献身的に聖人の晩年を支えてきた末娘の覚信尼さま。彼女が、父の最期を看取った後、不安をおぼえて母の恵信尼さまへ手紙を送ってきました。恵信尼さまは親鸞聖人と過ごした日々を追憶する中で、いま母として娘に何ができるのか、気持ちの整理をつけると、一心に手紙をしたため始めるのでした。これにて「善信房親鸞」篇、そして「真宗〈悪人〉伝」、最終回です。


●はじめの一歩 2 幸せってなんだろう-悪人正機の倫理学- 14 藤丸智雄
  「自死と善悪-悪の偏見は、どのように生じるのか」

善人でさえ浄土に往生することができるのだから、まして悪人はいうまでもない-。「悪人正機」の教えが強いインパクトを与えるのは、それが私たちの日常の「常識」では理解できないものだからです。今回の自死問題についての藤丸先生のお話にも、「悪人正機」のようなインパクトを感じられるかもしれません。私たちの常識をこえた、大きくやさしい救いの世界を感じてください。


●聖典セミナー 『唯信鈔文意』 10 安藤光慈
  「三心と一心」

129号から、『法事讃』(善導大師)のご文についての親鸞聖人の解釈を学んできました。今回は、親鸞聖人が「選択本願の名号を、ただひたすらにもっぱら称えよと教えてくださるお言葉である」と示された「教念弥陀専復専」のご文の後半の解釈、ならびに『観経』の三心往生のご文の解釈をうかがい、「他力の信心」についての理解を深めます。


●せいてん誌上講演 『蓮如上人御一代記聞書』 2 稲城選惠
  「〈御文〉は阿弥陀如来の仰せ」

私たちは聖典の言葉をどのように受け止めればいいのでしょうか。稲城和上は宗教の世界の言葉は「我と汝」という場で成立するとおっしゃいます。浄土真宗という宗教の根幹をなす「喚び声」の論理、稲城和上に力強く語っていただきます。


●ほとけのいる景色-アジャンター石窟寺院 6 打本和音
  「日本人の見たアジャンター 3」

アジャンター壁画の「発見」以後、その認知度があがるにつれ、保存に対する意識も高まっていきました。模写によって壁画の保存に携わった日本人絵師たちの瞳を通じて、日印の絵師たちの交流の軌跡をたどってみましょう。


●せいてん茶道教室 3 清基秀紀
  「茶道のおもてなし」

日本文化のおもてなしの精神が脚光をあびています。相手に敬意をはらい、相手を思いやる、その精神は茶道の神髄であるとも言えます。その茶道のおもてなしの精神とは何なのか、今回はその話をしましょう。


●法語随想 2 武田一真
  「弥陀成仏のこのかたは……」

前回に引き続き、お話をいただくのは武田一真先生です。親鸞聖人がお作りになった数多くのご和讃の中でも、特になじみ深い「弥陀成仏」のご和讃。親の思いなど知るはずもない子どもをただただ待ち続けるみ親のお心を、故・武田達爾先生のお話を通して味わいます。親心とは本当にはかり知れないものですね。


●読者のページ せいてん質問箱 4 壬生泰紀
  「釈尊派と阿弥陀仏派の対立はなかったの?」

仏教・浄土真宗の教えや仏事に関する読者の皆さまの身近な疑問にお答えするQ&Aコーナー。今回はかつてのインドにおける、信仰の対象をめぐる対立についてのご質問です。自らの救いを釈尊に求めるのか、阿弥陀仏に求めるのか。経典の内容の時代による変遷を通して、その対立の様子を探っていただきます。


●人ひとみな ニュートラルな考え 2 朝倉行宣
  「勝手に〈決めつけ〉てない?」

「テクノ法要」を行う注目の僧侶、朝倉住職による連載です。いつの間にか「こうあるべき」という固定観念にとらわれている時ってありませんか? そんな時は要注意。新たな出会いや発見の機会を失ってしまうからです。魅力的なアイディアを生む朝倉住職の柔軟な思考は、新たなチャレンジを模索する皆さまの参考になること、間違いなしです。


●念仏者はいま 龍谷大学名誉教授・中垣昌美さん
  「なぜ、今、老いを問いなおすのか 1」

今回は、今年で九十歳となられた仏教社会福祉研究のパイオニア・中垣昌美先生の講演録を掲載します。中垣先生の人生の歩みと研究の集大成とも言える今回のご講演を通して、仏教社会福祉の世界で「老い」をどのように捉えるのかについて考え、人と人がともに生きることの大切さを再確認する機会にしていただきたいと思います。


●西の空 心に響くことば
  「朝」(榎本栄一)

心に響く言葉を美しい写真とともに味わう、ほっと一息つくことのできるコーナー。素朴な言葉で人生のまことをうたった「市井の仏教詩人」榎本栄一さんの詩をお届けしています。思うようにならない日々が続いていますが、気づかされる大切なこともあります。今回の詩は「朝」。少しでも、新たな、前向きな気持ちを持っていただけたら、と思います。