本願寺出版社について

  • 親鸞聖人が説かれたみ教えは、
    後世に大切に護り伝えられてきました。
    蓮如上人の時代には「御文章」という手紙による伝道活動により、
    浄土真宗は急速に広まりました。
    手写しから木版、
    そして明治のはじめに誕生した活版と印刷技術が進歩していくなかで、
    本願寺は文書による伝道活動をより強力に推し進めていくため、
    最新技術を導入し、明治9年、境内に印刷所を造りました。
    これが本願寺出版社の原点といえます。
  • 以来、本願寺出版社では、
    浄土真宗のこころを広く、
    わかりやすく伝えることを目的に、
    聖典をはじめ、解説書、法話集、
    仏事作法、絵本、アニメなど、種々の出版物を刊行しています。
  • 「本は出遇い」
  • 自他共に心豊かにいきることのできる社会の実現に貢献する本願寺出版社でありたいと思います。

本願寺出版社 略年表

明治9年
(1876年)
本願寺内に印刷所を設置
明治30年
(1897年)
「教誨一瀾」創刊(「本願寺新報」の前身)
昭和25年
(1950年)
月刊「ブディストマガジン」創刊(月刊誌「大乗」の前身)
昭和38年
(1963年)
本願寺出版協会が発足、一般図書の刊行を開始
昭和51年
(1976年)
組織再編により浄土真宗本願寺派出版部へ名称変更
平成元年
(1989年)
組織再編により本願寺出版社へ名称変更