編集部のおすすめ
浄土の哲学
高僧和讃を読む・上
大峯顯
¥3,080(本体¥2,800+税)
「三帖和讃講義シリーズ」全6巻の初巻。哲学者であり俳人であった著者は、晩年、近代の人間中心主義や科学万能思想と対峙しながら、円熟した世界観のなかで仏教をダイナミックに語りました。その新たな詩的言語が宇宙にこだます姿は、親鸞聖人が讃えられた念仏の世界を彷彿とさせます。
(2020年10月)
歎異抄はじめました
親鸞聖人から届いたメッセージ
釈徹宗・大平光代
¥1,540(本体¥1,400+税)
心血注いでいた職を辞し失意の中にいた時、心に浮かんだのは『歎異抄』の一節だったと語る大平光代氏。『歎異抄』には絶体絶命の時に浮上する言葉が並んでいる、と応じる釈徹宗氏。いま現在を懸命に生きる一人ひとりに、なぜ『歎異抄』は響き続けているのか。それぞれの視点からフォーカスしていきます。
(2020年9月)
新・仏事のイロハ
末本弘然
¥660(本体¥600+税)
8月、お盆の季節です。この時期になると、仏壇のお飾りや作法など、いろいろなことが気になってくる人も多いのではないでしょうか。そんな時に、ぜひこの一冊。みなさんの疑問に熱血住職がピタリと答える、本願寺出版社定番のロングヒット書籍です。
(2020年8月)
まんがでおまいり 西本願寺の発見
岡橋徹栄(作)/一ノ瀬かおる(画)
¥660(本体¥600+税)
浄土真宗のご本山として、お参りや観光で親しまれている西本願寺。多くのガイドブックでも世界遺産として取り上げられておりますが、知ってほしい魅力はそこだけではございません。お参りに行ってみようか悩んでいた方も、まだご縁のなかった方も、まずは「まんがでおまいり」してみませんか?
(2020年6月)
正信偈を読む
霊山勝海
¥1,980(本体¥1,800+税)
「正信偈」は、親鸞聖人が浄土真宗の真髄について述べられた歌(偈頌)です。人生論の語録である『歎異抄』、浄土真宗の集大成であり晩年の作である「三帖和讃」。これらの著述に対して、「正信偈」は主著『教行信証』のなかで「浄土三部経」と浄土教の伝統を讃えられ、また、その伝統への応答として自らの信心について語られたものです。著者の『やさしい真宗講座―み教えに生きる―』は不朽の名著として35年間、そのわかり易さから再版を続けていますが、この『正信偈を読む』は、同じように初めて学ぶ人に配慮をしながら、浄土真宗の体系のなかでその教えを明らかする充実した解説書です。
(2020年5月)