編集部のおすすめ
正しい絶望のすすめ
浄土の教えに生きる
西原祐治
¥1,320(本体¥1,200+税)
人間は常に理想を追い求め、そこに生きがいを見出す動物です。しかし、そもそもその「理想」とはいったい何なのでしょうか・・・? 早く、正確に、効率よく――時代とともにあるそのような「理想」とその反証として生まれる誤った絶望(役に立たない自分という意識)が、私たちを苦しめ生きづらくしています。この本の主題である「正しい絶望」こそが、私たちに本当の人生の意味と明るさを教えてくれます。
(2022年5月)
浄土真宗 必携〜み教えと歩む〜
浄土真宗必携編集委員会(編)
¥660(本体¥600+税)
浄土真宗の基本を教義・歴史・組織という3分野から整理した入門書。視点を変えると、浄土真宗に関する書籍はすべてこの入門書から派生しているといっても過言ではありません。本書を手にして、やさしいと感じたらもっと詳しい書籍が、難しいと感じたらもっとやさしい書籍が、書店には並んでいます。その意味で、あなたの生き方と心の最初の羅針盤となるのがこの本です。
(2022年4月)
真宗儀礼百華 第一巻
まず、仏さまに手を合わせてみよう
浄土真宗本願寺派総合研究所 仏教音楽・儀礼研究室
¥770(本体¥700+税)
浄土真宗で行われる法要やその作法、お寺や家庭のお仏壇の荘厳などには、それぞれに意味や由来があります。
そのすべてをカラー写真と詳細な説明、そしてコラム付で紹介。
ふだんお寺にあまりご縁がない方はもちろん、作法はできるけどその理由までは知らなかった方、
なぜこのようなことをするのだろう?と疑問に思っていた方、皆さんにぜひ読んでいただきたいシリーズです。
(2022年2月)
★儀礼百華シリーズ
高校生からの仏教入門
−釈尊から親鸞聖人へ−
小池秀章
¥1,100(本体¥1,000+税)
十代は、成長過程において自他境界線(自分と他者は、別のものであるという認識)を得ていく時期です。しかしさまざまな状況のなかで自他の境界はしばしば曖昧になり、時に不安や悩みにつながってしまうことがあるでしょう。著者は「仏教を学ぶということは、自分を明らかにすること」と本書で語っています。高校生にも、大人になった方にとっても、自分を見つめ直そうと思うとき、この本がその助けになるかもしれません。
(2021年11月)
書いて味わう讃仏偈 重誓偈
山本慧(筆)/前田壽雄(解説)
¥550(本体¥500+税)
衆生(生きとし生けるもの)の救済を誓う阿弥陀如来の本願(願い)は『仏説無量寿経』に説かれていますが、その前段には「讃仏偈」が、その後段には「重誓偈」という偈文(歌)が掲げられています。そこには、阿弥陀如来の救済の根拠となるさとりに対する尊崇の思い(光顔巍巍)と衆生への純粋で清浄な慈しみ(我建超世願)が力強く表されています。それぞれの偈文を書いて味わい、阿弥陀如来のおこころをいただいてまいりましょう。
(2021年10月)