編集部のおすすめ
真宗儀礼百華 第一巻
まず、仏さまに手を合わせてみよう
浄土真宗本願寺派総合研究所 仏教音楽・儀礼研究室
¥770(本体¥700+税)
浄土真宗で行われる法要やその作法、お寺や家庭のお仏壇の荘厳などには、それぞれに意味や由来があります。
そのすべてをカラー写真と詳細な説明、そしてコラム付で紹介。
ふだんお寺にあまりご縁がない方はもちろん、作法はできるけどその理由までは知らなかった方、
なぜこのようなことをするのだろう?と疑問に思っていた方、皆さんにぜひ読んでいただきたいシリーズです。
(2022年2月)
★儀礼百華シリーズ
門信徒手帳(2022年版)
本願寺出版社
¥880(本体¥800+税)
2022年版の門信徒手帳ができました。日々のスケジュール帳としてだけでなく、仏教や浄土真宗に関するさまざまなお役立ち情報が満載。「お焼香って何回すればいいの?」「お仏壇のお飾りはどうすればいいの?」そんな誰もが抱える仏事の疑問をその場で確認できる門信徒の皆さんのための手帳です。また、真宗教団連合『法語カレンダー』に合わせた法話が掲載され、み教えに触れながら一年を過ごすことができます。2022年も、お念仏とともに歩む日々を重ねてまいりましょう。
(2021年12月)
高校生からの仏教入門
−釈尊から親鸞聖人へ−
小池秀章
¥1,100(本体¥1,000+税)
十代は、成長過程において自他境界線(自分と他者は、別のものであるという認識)を得ていく時期です。しかしさまざまな状況のなかで自他の境界はしばしば曖昧になり、時に不安や悩みにつながってしまうことがあるでしょう。著者は「仏教を学ぶということは、自分を明らかにすること」と本書で語っています。高校生にも、大人になった方にとっても、自分を見つめ直そうと思うとき、この本がその助けになるかもしれません。
(2021年11月)
書いて味わう讃仏偈 重誓偈
山本慧(筆)/前田壽雄(解説)
¥550(本体¥500+税)
衆生(生きとし生けるもの)の救済を誓う阿弥陀如来の本願(願い)は『仏説無量寿経』に説かれていますが、その前段には「讃仏偈」が、その後段には「重誓偈」という偈文(歌)が掲げられています。そこには、阿弥陀如来の救済の根拠となるさとりに対する尊崇の思い(光顔巍巍)と衆生への純粋で清浄な慈しみ(我建超世願)が力強く表されています。それぞれの偈文を書いて味わい、阿弥陀如来のおこころをいただいてまいりましょう。
(2021年10月)
医者が仏教に出遇ったら
田畑正久
¥1,100(本体¥1,000+税)
自然の脅威にさらされ社会状況がめまぐるしく変化するなかで、改めて「生老病死」という人間の事実が問われています。
著者は医学生の時、ある縁から仏教を学ぶ機会をえ、仏教と医療との人間の捉え方の違いに気づきます。本書では、医学博士であり「西本願寺 医師の会」の発起人でもある著者が、仏教の視点から現代人の悩みに応え、現代社会の科学的合理的な思考の限界と医療現場での仏教の役割について語ります。
逼迫した医療現場に寄り添うためにも、今おすすめしたい一冊です。
(2021年9月)