遠くにいらっしゃる、とばかり思っていた親鸞さまを、すぐわたしの横にお連れしてくれたのは、幼く可愛い菊坊と春の姉弟。その2人の存在を創出してくださったのが脚本の相馬さんです。監督の宇井さんは、親鸞さまをはじめ登場人物に、あたたかないのちを与えてくださいました。歴史的な事実をしっかりとふまえながら、「いま」を生きる親鸞さまの壮大な生涯を描き出したい、そして、その姿と教えは、「いま」を生きるみんなの親鸞さまであると同時に、一人一人の、もっと言えば、わたしの親鸞さまでありたい、そんなスタッフの思いが結集したのです。小さな子どもたちが親鸞さまと出会い、恵まれた大切ないのちを拝み合って生ききってくれますように…。親鸞さまが歩き出し、語りかけてくださる、アニメ『親鸞さま ねがい、そして ひかり。』が動きはじめました。
