僕たちは、一体なぜ作品を創るのだろう…。
長い事、親しい作家や画家、音楽家たちと語り合っている話題です。お酒が進むたびに熱く、いえ、進まなくなる程に夢中になってしまうテーマです。そしてそれは、何度となく問われてきた質問『どこから、どうやって作品を思い付くのか?』への答えとも密接につながっているように思えます。僕は、いつの頃からか、こう思い始めました。創作は、僕たちの願いの形なのではないかと。無心に願いを深めたとき、ポッと心の先に浮かび上がる光が見えます。その美しさを必死になって全身全霊をかけて形にしようとする。それが作品なのではないか…。だから、それは僕から生まれた願いではなく、授かった願い。この作品で、親鸞さまの願いがみなに届けられる、そんなお手伝いが出来れば…、親鸞さまがいらっしゃってくださったことへの感謝、この作品にたずさわれた感謝を込めて、創作させていただきました。
